古物商許可について
遺品整理業者に限らず、優良な業者を選ぶ際に、その業者が適切な資格を持っているか?というのは
最も分かりやすい判断基準だと思います。遺品整理業においては、先ず必須となる資格は遺品整理士です。
これは以前に紹介した通り。遺品整理業を営むにあたってのモラルと知識持っていることの証明であると言えます。
もう一つ、遺品整理業者としての質に影響してくる資格が、古物商許可です。
古物商許可とは中古品を販売・買取する際に必要となる資格で、この資格無くして中古品を売買することは違法となります。
遺品の中には、ご遺族にとっては不要でも、まだまだ使える物というのはあるかと思います。
遺品の中から価値のあるものを見分けるためには古物商許可を持った者の目が必要となります。
そして、そういった遺品をリサイクルすれば、お客様に対して価格で還元することができるのです。
作業効率を重視するあまり、何でも片っ端から処分してしまう乱暴な業者も存在します。
しかしそれは「不用品処分」であり、「遺品整理」とは言えません。
遺品整理士と古物商許可を兼ね備えていることは、いい業者選びのポイントといえるでしょう。